

『リアル』は、井上雄彦による日本の青年漫画。『週刊ヤングジャンプ』で1999年48号から不定期連載(現在では、ほぼ2ヶ月に1回のペース)されている。単行本はヤングジャンプ・コミックスから第9巻まで刊行。
2001年に第5回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。
高校を中退し、自身の引き起こしたバイク事故により他人に一生残る傷を与えてしまった罪に苛まれる野宮朋美
車いすバスケットボールの有力選手でありながら、我が強くチームメイトと上手くいかずに一度チームを抜けた戸川清春
自尊心が強く、交通事故で下半身不随になったことを受け入れる事のできない高橋久信。
それぞれが向き合うREAL(現実)――
リアル(1-8巻 続巻) 
価格 : 2,290円(税込)


『蒼き神話マルス』(あおきしんわマルス)は、1996年から1999年にかけて「週刊少年マガジン」で連載された本島幸久の競馬漫画。前作『風のシルフィード』の続編。2007年現在リファインされた新版が出ている。単行本全13巻、文庫版全4巻。
『風のシルフィード』に登場した人物が立場などを変えて登場していることも特徴のひとつ。旧版(全13巻)は現在新品での入手は不可能。一部に『新世紀エヴァンゲリオン』の影響が若干見られる(当時は他の漫画家にも多かった)。
かつて最強の血統と言われたディングル血統。しかし、故障・死亡が相次いだためディングル血統の人気は急落し、源流ディングル自体も死んだと思われ血統は途絶えたかに思われた。
そんな折、ディングル血統に情熱を注ぐ明都大学の遺伝学者「凪野泰輔」がヘルメスの仔を作ろうと試行錯誤していた。そんな苦労の末、待望のディングル血統の仔が誕生した。その仔馬こそ、ローマ神話の神の名を受け継ぐ「マルス」であった。
彼らには様々な試練が立ちはだかったが、諦めずに乗り越え、マルスは白の一族との決着でダービーを制覇し、種牡馬としてディングルの血を残す為に引退した。
マルスには戦う相手がいなかったが、別の白、エアリアルが出現する。エアリアルは白の一族を撃破しマルスに戦いを挑んできた。マルスもそれに応じ、地方競馬(岩手)で現役復帰してジャパンカップに出る。マルスは何とか勝利したが、スタート直後からレコード狙いのハイペースで走っていた上、エアリアルに追いつかれそこで更にペースを上げたため、ゴール寸前に心臓停止。そのままゴールを果たす。かくしてマルスは戦場(ターフ)に散り神話となった。
そして4年後東京競馬場にはマルスの活躍を称え銅像が設置され、最高・最強の配合で生まれたマルスの仔の新しい神話がスタートするのだった。
蒼き神話マルス (1-13巻 全巻) 
価格 : 1,780円(税込)


『柔道部物語』(じゅうどうぶものがたり)は、柔道を題材にした小林まことの漫画作品。週刊ヤングマガジンに1985年から1991年に連載されていた。冒頭部分だけOVAアニメが発売されている。
岬商業高校に進学した主人公、三五十五(さんごじゅうご)はひょんなことから柔道部を見学(仮入部)することになるも、新入部員歓迎という伝統のしごき「セッキョー」で地獄を見る。これに憤りを感じるが、負けん気の強い三五は柔道を続けることを決意する。そして三五は必殺の背負い投げを会得し、岬商の救世主となる。
柔道部物語 (1-11巻 全巻) 
価格 : 4,290円(税込)


『おおきく振りかぶって』(おおきくふりかぶって)は、ひぐちアサによる日本の漫画、及びそれを原作としたテレビアニメ作品、ゲーム作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて2003年11月号より連載中。テレビアニメは2007年4月よりTBS・MBS他で放送開始。TBSでは同年9月、それ以外は10月に放送終了。2010年4月より第2期が放送中。
2006年第10回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞。2007年第31回講談社漫画賞一般部門受賞。文化庁メディア芸術祭10周年記念企画「日本のメディア芸術100選」マンガ部門に選出。
2010年6月30日に県営大宮球場で開催される埼玉西武ライオンズ vs 北海道日本ハムファイターズの冠ゲームスポンサーにこの作品が選ばれた。
公立高校の新設硬式野球部を舞台に、甲子園優勝を目指す主人公たちの成長を描く。
新入生ばかり10人の無名の野球部が甲子園を目指すという王道を受け継ぐ筋書きながら、斬新な表現方法により「全く新しいタイプの野球漫画」「描き尽くされたと思われていた野球漫画に新風を吹き込んだ」と評価される。
主人公である投手の弱気で卑屈といったこれまでの野球漫画の主人公においてまず考えられない性格や、メンタルトレーニングなどのスポーツ心理学に焦点をあてていること、ライバル含む各選手の感情の起伏などといったメンタル面に比重を置き表情豊かで繊細な心理描写が見られること、父母会・家庭・応援団の描写や高校のクラブ活動としての日常描写にも試合同様に多くのページが割かれることなどが大きな特徴。徹底的にリアル路線にこだわり、野球漫画にありがちな化物じみた選手が登場することもない(野球センスのとても良い選手は登場するが、極端なものではない)。特定の選手のとび抜けた技能だけで勝ち進んだり、非現実的なプレーやご都合主義的な奇跡などといった描写もない。選手一人ひとりの役割を手抜かり無くしっかりと描き、野球が持つチームプレーとしての面白さを表現できている数少ない作品である。
試合描写は論理的と評されることが多く、一球ごとの細かな読み合いによる心理戦が展開される。主要な試合では途中のイニングを飛ばして描写されることもなく、ほぼすべての打席の結果が分かるのも特徴。配球も詳しく描かれている。
単行本のおまけにはルール解説や実際に高校野球に関する取材をしなければ分からないだろうエピソードなども含まれており、高校野球に関心の薄かった層にも取り付きやすく、年齢性別を問わない広い層に人気がある。
舞台となっている埼玉県立西浦高校は、作者のひぐちアサの母校である埼玉県立浦和西高等学校がモデルで、作中に登場する校舎や駅や球場はほぼ現実のものに基づいている。軟式野球部から硬式野球部に変わったことや、グラウンドの風景なども実物にかなり忠実に再現されている。作者自身も頻繁に母校の野球部を訪れ、練習などを長期取材している。
主人公の三橋 廉(みはし れん)は中学時代、祖父の経営する群馬県の三星学園野球部でエース投手だったが、チームメイトからは「『ヒイキ』でエースをやらせてもらっている」と疎まれ続け、極端に卑屈な暗い性格になってしまう。その暗い思い出を拭うために埼玉県の西浦高校へと進学する。
西浦高校には、発足したての野球部(正確には軟式野球部が硬式野球部になった)があり、部員は新入生ばかり10人。しかも監督は、若い女性という部活だった。部員不足の野球部で、三橋はまたもエースを任せられるが……。
個性の強い部員達、弱気で卑屈なエース等々、様々な問題を抱えながらも、人間として、野球部としての成長を描く。
おおきく振りかぶって(1-14巻 続巻) 
価格 : 6,980円(税込)


『ストッパー毒島』(すとっぱーぶすじま)は、週刊ヤングマガジン(講談社)1996年第7号から1998年第51号にかけて連載されたハロルド作石作の野球漫画。全12巻の単行本が同社から発売されている。
舞台は日本のプロ野球界、1996年~1997年シーズンのパシフィック・リーグで、主人公・毒島大広の所属する架空球団「京浜アスレチックス」の他、当時活躍していたプロ野球選手・監督・関係者達も実名で登場する。パ・リーグに関する小ネタが多く、評価が高い。
プロ野球入りを目指す高校生・毒島大広は、非凡な才能を持ちながらも素行不良から野球部に入れてもらえず、学外での乱闘事件をきっかけに高校も退学になった。しかし毒島を中学生の頃から見ていたというパ・リーグの弱小球団・京浜アスレチックスの木暮スカウトの働きもあり、1995年のドラフト会議でアスレチックスから8位指名を受ける。入団を渋る周囲の人間を自慢の剛速球で捻じ伏せた毒島は、チームのストッパー(抑え投手)を志願し、シーズン60セーブとチームのリーグ優勝を目指して1年目から大暴れする。
ストッパー毒島 (1-12巻 全巻) 
価格 : 3,090円(税込)